2014/01/05

新春


明けましておめでとうございます
2014年もどうぞよろしくお願い致します

皆さまにとって素敵な年となりますように。

          
さてさて、
年末にブログを更新する宣言!しといて、
気付いたら新年迎えちゃってすみませんです…。
保育園が休みだとどーなるか、ちょっと忘れてました。
昼寝しないんですよねー、息子さん。
そんなサトウ家の冬休みは、
クリスマス〜お正月までを家族揃って過ごせると言う、
奇跡的なスケジュールにて一家団欒。
三人が無事に家にいられるだけで十分だねぇと、
サクマ親父と2人、しみじみした年末でありました。
         
2013年は私が子連れで志摩移住、
サクマ親父は東京アトリエで孤軍奮闘、
夏前には悠太の喘息が重症と診断され入院で大わらわ、
ジルーは悠太の喘息発症と共に高山家へのお引越しが即決…
という、激動の我が家でした。
そして我が家とアトリエは常にリンクしているので、
東京アトリエにとっても大きな転換期となりました。
お教室の部分に関しては、
保護者の皆さんのご理解とご支援に支えられて
無事に乗り切る事が出来ました。感謝です。

夏には市から集会所の無償貸出しのお話を頂きました。
みんなで使うゲストハウスにすべく、
沢山の方のご協力と共にあと一歩の所まで整えた矢先、
地域の反対にあって振り出しに…
急きょ夏合宿の場所と内容の変更を余儀なくされ、
予定されていたNHKの撮影も大幅に変更となりました。
多くの方にご迷惑を掛ける事となり申し訳ない思いでした。
悔しさ、無念さは味わう暇もないほどでしたが、
周囲への理解の求め方、伝え方を考える良いきっかけになりました。

その渦中、哀しい出来事もありました。
20年来のお付き合いだった大切な保護者の方を病気で亡くしました。
久しぶりに大声を上げて泣きました。
夜、電話の向こうでサクマが泣いているのが分かりました。
彼は滅多に泣きません。
いつも背中を押して下さって、体の心配をして下さって、
仲間のような、自分の親のような方でした。
何よりダウンズタウンの事をいつも期待して下さっていたのに、
間に合わなかった事の悔しさ、あまりに早いお別れに、
悔し涙が止まりませんでした。
亡くなられる1週間前にお電話をいただいた時、
まるで遺言のような事を言われてふと嫌な予感がしたのですが、
まさかまさかと振り払ったのでした。
結局それが最後の言葉となってしまいました。
アトリエでは初めてご両親を亡くしたケースとなり、
生徒のこと、残されたご兄弟の事、これからのこと、
色々と考えた夏でした。

そんなこんなで、
沢山の方に支えられながら乗り切った2013年でした。
2014年は普段のお教室と共に、
夏に企画されている都美術館での展覧会に向け、
スタッフ達はエネルギーを注ぐ事になると思います。
三重アトリエでは10月にスペインでの展覧会も入っています。

良い形でダウン症の人たちの可能性を伝えていきたいと思います。
外部へ伝える事で現場が乱れる事のないように、
いつもバランスを見ているつもりですが、
至っていない部分はこれから調整しなくては、と思っています。
陰ながらフォローして下さっている皆さま、
いつもありがとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

会員の方やHPをご覧下さった方、
サクマ親父の講演を聞いて下さった方々からの
メールやお手紙での励ましも、
今の私達にとって大きな支えです。
じゃんじゃん下さいね。


ダウン症のみんなのペースを守りながら、
伝えたい事を伝えるべき所へ伝える為、
今年も試行錯誤の1年になりそうです。
関わって下さる皆さんが楽しんだり、喜んだりしていただける活動が出来る様に、
精一杯動きたいと思います。
今年もアトリエを応援してください。
どうぞよろしくお願いします。
         

         
最後に、うちのしめ縄をご紹介しますね。
志摩地方では1年中これを玄関に掛けて、大晦日に燃やします。
文字通り笑う門に福来る・・・
何とも浮かれたこのしめ縄、大好きなんですよねー。

今年もいっぱい笑いましょう!!