2009/12/21

展覧会、終了!





LUSH六本木店、ゴトウフローリストでの展覧会は
終了致しました。

お寒い中ご来場くださった皆様、
どうもありがとうございました!


2009/12/13

ゴトウフローリスト

12/11日から
ゴトウフローリスト&ラッシュ六本木店での
プチ展覧会が始まっています!


お店がオープンする前から始めた搬入作業は
予定通り午前中に終わり、
私達が予想していた以上の空間になりました。


ダウン症の人たちが持っている
「自然と調和する感性」から生まれた作品を
実際の自然の中で展示したらマッチするだろうな〜と、
予測はしていたのですが、
やはり!です。

作品がとーっても自然に花や木と共存して
なんとも言えない温かい空間になりました。
ラッシュ、ゴトウフローリスト、
アトリエのスタッフ、みんな大喜びの展示です。
搬入している間も、ウインドウから見えるので
道行く人が興味津々で、
まだオープンしていない店内に入って来てしまうほどでした。

全体の写真はまだありませんが、
搬入日の様子、ご紹介しますね。
明日は朝からカメラマンと撮影してきます!


全員集合したら早速、
絵を展示するイーゼルを組み立てたり、
作品を出したり。
今日のアトリエメンバーは5人です。



額装隊長のスズキちゃん。
石の床での作業はとっても寒い!
お花屋さんは暖房を控えているので
動いていても底冷えがするほど。
ゴトウのスタッフ達は
夏でもハイネックにホッカイロ、が定番らしいです。
華やかに見えるお花屋さん、実は大変なおシゴトなんですね。


ポインセチアに囲まれつつ作業。
お花を傷つけないように慎重に・・・。



LUSHのお店で見かけるあの文字を書ける唯一の人、
それは渡辺さんです。

今回は特別にキャプションを書いて下さる事に!
それぞれの作品をご覧になって、
エピソードを確認されてから、
とても丁寧に書いてくださいました。

私は隣で答える係。
「金八の学校って何ですか?」
「それは・・金八先生の略です・・」
といった風。

これは仮キャプション。
持ち帰ってちゃんと作っていただきます。
ありがとうございます、渡辺さん。

LUSHの木曽さんが差し入れしてくれた
ジンジャークッキーとハーブティ。
冷えた体に、沁みます。

ちょうどお昼に搬入終了!
ゴトウフローリストのエントランスはこんな感じ。


LUSH側の入り口では三重作家の作品がお出迎え。
どこにあるか探してみてくださいね!

LUSH六本木店長さん、スタッフさん、
ゴトウフローリストの広報田口さん、
チャリティボックス全般でお世話になっている
木曽さん(サクマ君と栗ちゃんの間の方)
土砂降りの早朝から手伝ってくれたエクセル、スズキちゃん。

皆さん本当にお疲れさまでした!
ありがとうございました。

たくさんの方にご来場いただきたい空間です。

原画展示は今月20日(日曜日)まで、六本木店限定です。
皆さま、六本木へ行かれた際には
植物とダウン症の人たちの作品の
新たなコラボレーションを
ぜひご覧くださいませ!!

2009/12/11

搬入日


おはようございます。
今日はしっとり雨ですね。

今日はこれからゴトウフローリストへ搬入作業です。
早起きして
トンカチやら釘やら、
カッターやら紐やら、
怪しいものをいっぱいバッグに入れて出発です。

ちなみに、
朝叩き起こされたジルーは、
上から見るとこうなっています。

では 行ってきます!

2009/12/07

キラキラ日曜日

きれいに晴れた昨日のアトリエ。
午後のクラスはたくさん日が入って
まるで小春日和のようでした。
こんな日はみんなの写真がきれいに撮れて嬉しいです。

日曜日の様子、ご紹介しますね。


ポカポカ陽気で大ちゃんもご機嫌。
青の筆を使うと見せかけて
「ピンク。」と言ってみたり
サクマさんにフェイントかけまくり。



最近入ったばかりのサトシ君。
埼玉県から通ってくれています。
お昼ごはんと床屋さんのコトを考えながらも、
かっこいいロボットを描いているところ。



この後、スグル君がつけたこの絵のタイトルは
「英語の中」。
えいごのなか・・・。
センスがすごすぎます!

太陽の光を浴び、テル君が一言。

「くじらは背中から、煙出てるんだよ。」


更にその話を聞いた今日のハルコさんの一言。

「背中じゃないってば!頭ってば!」



そうか、あれは煙だったのか・・・。


そんな話を背中で聞きつつ、師走な栗ちゃん。
いつもありがとうございます。
シゴト部屋散らかってて、ごめん!


年賀状作りを手伝ってくれているスズキちゃん。

関係者の皆さま、今年の年賀状は力作です。
ハンコ、1枚づつ手押しです。(去年のも)

今年はハルコさんが描いた絵を
栗山さんが起こして、掘って、
サクマくんとスズキちゃんが丁寧に押して、
私が心を込めてメッセージを書いています。
なかなかの好プレーです。

今年もこんなに沢山の方にお世話になったんだなあ、
と思いながら、
お顔を思い浮かべたり、
言葉を考えるのは嬉しい時間です。
びっくりする位、
色々な方にお世話になった1年でした。

皆さまに喜んでいただける年賀状を、
一生懸命作っていますから、
今からお正月を楽しみにしていてくださいね。


2009/12/03

LUSHよりチャリティボックス発売中!


チャリティボックス  4、050円(税込)


〜アトリエ・エレマン・プレザン×LUSH『チャリティボックス』今年も登場〜

アトリエの作品がボックスデザインとなった『チャリティボックス』が
11月12日よりLUSH全店及びLUSH通信販売で発売されています。
2007年からスタートしたこの取り組みは今年で3年目になります。
今年は3つの作品がひとつの素晴らしいボックスに仕上がりました。
『チャリティボックス』の商品の中の『チャリティポット』100g(900円)の
売り上げがアトリエ・エレマン・プレザンに寄付されます。
(2010年1月末までの冬期限定販売)

上から 原画タイトル/作家

「いろいろなしかく」/高木健一郎
「サンタのおうち」/一色栄子
「東京ステーションホテル」/富田修平

                    



黒字にカラフルな作品がカッコいい今年のチャリティボックス、
多くの皆さんに喜んでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。

空っぽになった箱は、CDを入れたりDVDを入れたりと
しっかり2次利用も考えられている今回のボックス。
最近気づいたのですが、
意外と男性の方にも喜んでいただけます!
自分では買いにくい分、もらうと嬉しいそうです。
中に入っているバスボムは、シナモンやりんごなど、
寒い冬にぴったりの香りがいっぱいで、
体も心もポカポカになりました。

クリスマスにはぜひお友達に
チャリティボックスを〜!!


カーテン潜りの術by大ちゃん




ご無沙汰しました、こんにちは〜。
東京でも紅葉が見られる季節になりましたね。
しっかり寒くなってきましたが
皆さん風邪などひかれていませんか?

いやはや、12月ですね。
先日初めて酉の市を見に行ってきました。
思い立ったが吉日。
プレが終わったその足で
スタッフ3人+スズキちゃんで下町は入谷へ。
会場は早くも大晦日ムード満点で、屋台からは
「よいお年を!」という声が響いていたりして、
あの日以来、年を越しちゃったような気分です。
次の日もアトリエがあったので
甘酒を飲んで早めの解散でしたが
アジアの熱気に包まれて、
ちょっと気合いが入った感じです。
提灯はスズキちゃんが撮った1枚。
スズキちゃんは写真がお上手。




さて、先週です。
急きょ多摩美で作品の大移動がありまして、
予想通り全身筋肉痛に!!
数千枚の紙は、本当に重たいのです・・・。

力仕事を手伝ってくれたエクセル、
イガ車を出したり運転してくれた五十嵐くん、
食べかけカステラだけで手伝ってくれたイサ、
そしてそして、何から何までお世話になった
研究所の石倉さん、
石倉さんのお母さま、
大澤さん、
ありがとうございました。
本当にお疲れさまでした。


さて、所変わってお花屋さんです。
突然ですが、
来週から六本木のゴトウフローリストにて
絵画作品の展示を行います。
この情報は後でちゃんと載せますが、
現在全国のLUSHで発売中の
チャリティボックスに使用されている原画を
ゴトウフローリストのお花の中で展示する
という試みに向け、着々と準備が進んでいます。
ちなみに、
LUSH六本木店はゴトウフローリストのお隣さん。
石けん×お花×ダウン症の人たちの作品。
もちろん初コラボです。
正直、どうなるのかさっぱり見当がつきませんが、
ここはもう覚悟を決めて搬入日を待つばかり。
店内にどんなお花が来るかは搬入当日まで分からない、
という、もはや大喜利状態。
ドキドキですが、楽しみです。
東京大学の医学図書館で展示した際にも
作品の下はパソコンコーナー、という
未だかつてない状況にドキドキしましたが、
今回もきっとお花と作品が馴染んでくれる事でしょう。
というか、そうしなくては・・・。

ラッシュ、ゴトウフローリスト、アトリエの
打ち合わせメンバーは全員女子ですが、
キリリとした女子揃いなので私もなるべく「キリッ」
を心がけたりしています。
行く前にコーヒーを飲んでみたり、とかですけど。
酉の市でウッカリ年越し気分になっちゃいましたが、
LUSH企画でクリスマスモードに引き戻されて
ちょうどいい感じです。


そんな事で、
何かと忙しくはありますが、
アトリエに戻るとググッとダウンタイムに戻り、
ホッと出来たり、出来なかったり(笑)
アトリエでは最近、
大ちゃんが新しいコミュニケーションを発見。
名付けて「カーテンもぐり」です。


大ちゃんがコッソリ潜っている事に
最初に気づくのはいつもハルコさん。
「あ、また大ちゃんが消えた!」
みんなの大注目の中
栗ちゃんに無事発掘され、
ニコニコ顔の大ちゃん。


あんまりおしゃべりをしなくても、
いつも誰かが大ちゃんを見ています。
そのことが嬉しい大ちゃん。
大ちゃんが嬉しいとみんなも嬉しい。
みんなが嬉しいと大ちゃんも嬉しい。


アトリエの日常は、とってもシンプルです。

みなさんに「カーテンもぐり」の術をご披露します!
※万が一誰も気づかないと潜りっぱなしです。








2009/11/19

アトリエにお客様いっぱい




昨日の爽やかなお天気もつかの間、
今日も雨で冷えますね。
みなさまお元気ですか?


気づけば11月も半ばを過ぎているせいか、
電話やメールで「年内に一度」というセリフが増えてきました。
年賀状は見て見ぬフリをしてきましたが、
そろそろ虎の事も考えなくては!
早いですねー、1年。




さて、先週の火曜日に見えたのは
NHKエンタープライズの吉川さん。
ふむふむ、と真剣にメモをとられている様子。
この2日前には三重まで展覧会を見に来て下さいました。
こんどの日曜日にもいらっしゃる予定。
お若くて、熱心。




えー、こちらは、かのちゃんです。
お仕事仲間ではないですよ。
木曜日、私の小学生時代の同級生だった
通称ニャンコが遊びに来てくれたのでした。
かのちゃんのお母さん=ニャンコ。
ゆっくり話したのは、
なんと!15年ぶり位だったのですが、
タイムマシンに乗ったかのように
昔話と将来の話に花が咲き、楽しいひと時でした。
ちなみに彼女は作業療法士でもあり、
Down'sTownProjectの話で多いに盛り上がり、
「将来一緒にシゴトする?!」という展開に。
持つべきは親友ですね。
ニャンコ、よろしくー。




そして金曜日も懐かしい人がお泊まり。
彼は共働学舎の井上君。
共働学舎は私が高校の先攻科実習で
1年間お世話になった場所でもあり、
サクマさんが5年間働いていた場所でもあります。

ここを一言で説明するのはちょっと難しいのですが、
共働学舎は北海道に3カ所、信州に2カ所、
東京に事務所を持って農業を中心に、
障害のある人も、ない人も、
支え合って共同生活をしている団体です。
最近では北海道の新得のチーズが有名で、
なにやら色々受賞しています。

井上君とは私もサクマ君も同士のような関係です。
3人は信州の学舎で働いていました。
久しぶりの対面だったので、
お酒を飲みつつ、お互いの組織の将来について
熱く語り合ったのでした。
どこも世代交代が始まっていて、
井上君もいつか責任者という立場が待っている人。
それぞれの道を選んだ3人ですが、
自分たちの世代では
「横のつながりを持ってがんばろー!」
と約束をしました。

人に出来ることって
自然と比べたら本当に僅かだなあ、
と感じる事がいっぱいありますが、
人と人が協力し合った時、
人の力ってすごいな、と思う事もよくあります。
小さな協力の輪が広がって、
それが少しづつ重なっていけば、
大きな優しい輪が出来る気がします。
学舎とアトリエもそんな関係でいたいと思います。



そして今週の火曜日。
五十嵐さんがお見えになりました。
五十嵐さんは2002年に榊原記念病院のお仕事で
ご一緒して以来、アトリエを応援して下さっています。
当時、卒業したてで右も左もわからなかった私を
建設業界の荒波から守ってくれた事、数知れず。
この先もずっと頭が上がらないと思います(笑)
五十嵐さんのお仕事を近くで見ることが出来た2年間は、
今思えばとっても貴重なことでした。
多数の会社が私利私欲の意見をぶつけ合う中で、
Dr、ナース、そして何より患者さんにとって
心地よい空間を実現する、という本来の目的から
一切ブレる事なく、
ぶつかり合う意見の中でいい部分を抽出し、
全く新しい形を創り出していく、
そんな五十嵐さんのしなやかな姿勢から、
多くのことを学ばせていただきました。
可愛らしい見た目からは想像のつかない
バイタリティ溢れる方ですが、
その根底には人やモノに対する愛、がある気がします。

さてさて、
こんな懐かしい方達との再会Weekでした。
重なるものですね。

最近ふと、よく、思う事のひとつに
人って自分の為には大して頑張れないけれど、
愛する人の為となると頑張れるものだなあ、と。
私の場合、ダウン症の人たち、
その周囲にいる方たち、そして、
日頃アトリエの活動を応援して下さっている
たくさんの方の存在があってこそ頑張れていると
つくづく感じます。

そう考えると、
人が人に与えるものって、
小さいようで大きいものです。
今アトリエに見学に来ている大学生達に、
私たちが何を伝えられるのか、
模索する日々でもあります。
学生達は卒論の〆切が近づき、焦り気味ですが、
自分の学んだ事を素直に表現出来たら、
どれもきっと素敵な作品になると確信しています。
みんないい子達なので。
4年生のみんな、がんばってね。
アトリエから天使が応援してるぜー。

2009/11/14

志摩の日々






ぐんと寒くなってきた東京です。
皆さま、風邪などひかれていませんか?
アトリエのみんなはおかげ様で、無事です。


さて、志摩での展覧会が無事に終了いたしました。
遠くからも、近くからも、
ご来場くださった皆さまありがとうございました。
最初の展覧会を行って以来、18年ぶりの会場となった
「ギャラリーボナール」での展覧会に私も応援に行ってきました。
予定外のギャラリートークに引っ張り出されたりしましたが、
多くのお客様にお会いすることが出来て嬉しかったです。
大きな会場とはひと味違った、
穏やかな空気の流れる素敵な展覧会となりました。


来年、設立20周年を迎えるアトリエ・エレマン・プレザンの
ひとつの節目を迎えたような気がしています。



さてさて、突然ですが、この人は私のおばあちゃんです。
近くなので展覧会を見に来てくれました。
今、83歳位だと思います。
孫達のアイドルなので、
みんなから「グランママ」と呼ばれています。
急いでいる時は「グラ!」です。
グラはいつも適切なアドバイスをくれるので、
頼りにしている自慢のおばあちゃんなのです。
グランママの優しくて元気な瞳で
「ケ・セラセラ!(なるようになる!)」
と言われると、
まるでおまじないにかかったように元気になるので
とっても不思議。



こちらは絵の具のターンテーブルです。
ぐるぐると回しながら、みんなで仲良く使います。
展覧会に行ったのに、なぜこの写真を?!
と言いますと、
展覧会と同時に日々の教室もあったから、です。
ギャラリーから戻って夜は教室をしたり、
お昼の教室を終えてから車を飛ばして
ギャラリートークへ出演したり、
というハードスケジュールな4日間でした。
でも久しぶりに三重メンバー達の制作に立ち会えて
やっぱり、とっても楽しかったです。



こちらはコウジ君。
絵を描き終えて、彼がおむすびを握る仕草をすると、
敬子さんが音もなく立ち去り、
母屋でおむすびを握って持って来て、
コウジ君が「おいしい!おいしい!」と食べる。
この静かなサイクルはまだまだ健在です。
15年前から変わりません。



オシャレで恋多きナナちゃん。
「よしこちゃ〜ん。将来一緒に仕事しようよ〜!」
「私と姉妹になろうよ〜。」
「ショッピングしようよ〜。」
といつも色々お誘いしてくれます。



サトシくんはなんと愛知県から通ってくれています。
お父さん、お母さん、いつも運転ご苦労さまです。
本人は疲れを見せることなく、
どんどん力強い作品を描きます。



大きくなったナツキちゃん。
りんごジュースを飲みながら、
作品をどんどん生み出していく姿は
かなりカッコいいです。



将来の夢は「社長!」というヤッ君。
その為かいつも低姿勢、お辞儀をしながら
「どーもどーも、お世話になってます〜」が口癖です。
今回は「よしこちゃんの為に、よしこちゃんの為に・・・」
と呟きながらクリスマスの絵を描いてくれました。
社長、ありがとう!



そしてそして、大御所ケンちゃん。
三重のアトリエはケンちゃんのお母さんから
お願いされたことがきっかけで始まりました。



描き終えると手を洗い、おやつを食べ、
マンガを読む、というのがケンちゃんリズム。
シャイボーイなのでお喋りはしません。
ケンちゃんとみんなは目で会話をする大人のカンケイ。
周りの空気がとってもゆっくりになります。



ところが!
おっとりケンちゃん、猫のリリーにペース崩されし!



でもよく見ると喜んでる!



お互い、適度な距離感を見つけました。
この後、この状態でケンちゃんはいつも通り
「サンデー」を読み始めました。


志摩のアトリエの空気が
皆さんにうまく伝わっているといいなと思いつつ。
今回ご紹介したのはメンバーの半分です。
あとの4人は私に撮る余裕がなく・・・
また次回のご報告を楽しみにしていてくださいね。

2009/11/13

アール・イマキュレ展in三重のご報告



「アール・イマキュレ」展を終了して


         佐藤 肇  敬子

18年ぶりに志摩・ギャラリーボナールでの
アトリエ・エレマン・プレザンの展覧会は
盛況のうちに11月8日に無事終了いたしました。
足を運んでくださった皆さま、
そしてご協力いただいた皆さま、
たいへんありがとうございました。
18年の間に大きく成長し、地元で
「アール・イマキュレ」を発信することができ、感慨一入です。
今回は大阪、京都、奈良、愛知、静岡、東京から、
三重でも遠方の北勢方面や松阪から、
全国誌「いきいき」を見てお越しくださった方も
多くいらっしゃいました。
作家のみなさんの関係の方々もたくさんおいでになり、
皆作品の立派さ、明るさにびっくりされていました。
共同制作作品では調和のとれた美しさに圧倒されていらっしゃいました。
美術の専門の人は感動し、賞賛されていました。
会場では18年間のアトリエ・エレマン・プレザンの歴史に沿って
資料をテーブルに展示いたしました。
多くの方々が座りながらゆっくりと資料に目を通されていました。
遠方のお客さまは1時間以上ゆっくり見てくださる方も多かったです。
お孫さんや甥 姪ごさんなど
血縁や周囲にダウン症の方をお持ちの方が多く、
切実な問題を多く抱えてらっしゃる方が多いのにびっくりいたしました。 
多くの方が眼をうるませ、
「来てよかった」「見てよかった」
とおっしゃって帰られました。
アトリエ・エレマン・プレザンの経験をお話することで
少しでも気持ちが楽になり
理解が深まる役にたてればと思いました。
志摩と東京だけでなく、ますますあちらこちらに 
自分の心を自由に表現できる場が必要であることを感じます。
だれもが自分の得意なことで楽しく暮らしていけますように 
これからも続けて参りたいと思います。

これからもよろしくお願いいたします。 

「アール・イマキュレ」展
日時:2009年10月30日―11月8日
会場:三重県志摩市鵜方3127-2 ギャラリー ボナール
芳名帖記載者308名


〜会場の様子〜