2009/11/13
アール・イマキュレ展in三重のご報告
「アール・イマキュレ」展を終了して
佐藤 肇 敬子
18年ぶりに志摩・ギャラリーボナールでの
アトリエ・エレマン・プレザンの展覧会は
盛況のうちに11月8日に無事終了いたしました。
足を運んでくださった皆さま、
そしてご協力いただいた皆さま、
たいへんありがとうございました。
18年の間に大きく成長し、地元で
「アール・イマキュレ」を発信することができ、感慨一入です。
今回は大阪、京都、奈良、愛知、静岡、東京から、
三重でも遠方の北勢方面や松阪から、
全国誌「いきいき」を見てお越しくださった方も
多くいらっしゃいました。
作家のみなさんの関係の方々もたくさんおいでになり、
皆作品の立派さ、明るさにびっくりされていました。
共同制作作品では調和のとれた美しさに圧倒されていらっしゃいました。
美術の専門の人は感動し、賞賛されていました。
会場では18年間のアトリエ・エレマン・プレザンの歴史に沿って
資料をテーブルに展示いたしました。
多くの方々が座りながらゆっくりと資料に目を通されていました。
遠方のお客さまは1時間以上ゆっくり見てくださる方も多かったです。
お孫さんや甥 姪ごさんなど
血縁や周囲にダウン症の方をお持ちの方が多く、
切実な問題を多く抱えてらっしゃる方が多いのにびっくりいたしました。
多くの方が眼をうるませ、
「来てよかった」「見てよかった」
とおっしゃって帰られました。
アトリエ・エレマン・プレザンの経験をお話することで
少しでも気持ちが楽になり
理解が深まる役にたてればと思いました。
志摩と東京だけでなく、ますますあちらこちらに
自分の心を自由に表現できる場が必要であることを感じます。
だれもが自分の得意なことで楽しく暮らしていけますように
これからも続けて参りたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
「アール・イマキュレ」展
日時:2009年10月30日―11月8日
会場:三重県志摩市鵜方3127-2 ギャラリー ボナール
芳名帖記載者308名
〜会場の様子〜