2009/11/14

志摩の日々






ぐんと寒くなってきた東京です。
皆さま、風邪などひかれていませんか?
アトリエのみんなはおかげ様で、無事です。


さて、志摩での展覧会が無事に終了いたしました。
遠くからも、近くからも、
ご来場くださった皆さまありがとうございました。
最初の展覧会を行って以来、18年ぶりの会場となった
「ギャラリーボナール」での展覧会に私も応援に行ってきました。
予定外のギャラリートークに引っ張り出されたりしましたが、
多くのお客様にお会いすることが出来て嬉しかったです。
大きな会場とはひと味違った、
穏やかな空気の流れる素敵な展覧会となりました。


来年、設立20周年を迎えるアトリエ・エレマン・プレザンの
ひとつの節目を迎えたような気がしています。



さてさて、突然ですが、この人は私のおばあちゃんです。
近くなので展覧会を見に来てくれました。
今、83歳位だと思います。
孫達のアイドルなので、
みんなから「グランママ」と呼ばれています。
急いでいる時は「グラ!」です。
グラはいつも適切なアドバイスをくれるので、
頼りにしている自慢のおばあちゃんなのです。
グランママの優しくて元気な瞳で
「ケ・セラセラ!(なるようになる!)」
と言われると、
まるでおまじないにかかったように元気になるので
とっても不思議。



こちらは絵の具のターンテーブルです。
ぐるぐると回しながら、みんなで仲良く使います。
展覧会に行ったのに、なぜこの写真を?!
と言いますと、
展覧会と同時に日々の教室もあったから、です。
ギャラリーから戻って夜は教室をしたり、
お昼の教室を終えてから車を飛ばして
ギャラリートークへ出演したり、
というハードスケジュールな4日間でした。
でも久しぶりに三重メンバー達の制作に立ち会えて
やっぱり、とっても楽しかったです。



こちらはコウジ君。
絵を描き終えて、彼がおむすびを握る仕草をすると、
敬子さんが音もなく立ち去り、
母屋でおむすびを握って持って来て、
コウジ君が「おいしい!おいしい!」と食べる。
この静かなサイクルはまだまだ健在です。
15年前から変わりません。



オシャレで恋多きナナちゃん。
「よしこちゃ〜ん。将来一緒に仕事しようよ〜!」
「私と姉妹になろうよ〜。」
「ショッピングしようよ〜。」
といつも色々お誘いしてくれます。



サトシくんはなんと愛知県から通ってくれています。
お父さん、お母さん、いつも運転ご苦労さまです。
本人は疲れを見せることなく、
どんどん力強い作品を描きます。



大きくなったナツキちゃん。
りんごジュースを飲みながら、
作品をどんどん生み出していく姿は
かなりカッコいいです。



将来の夢は「社長!」というヤッ君。
その為かいつも低姿勢、お辞儀をしながら
「どーもどーも、お世話になってます〜」が口癖です。
今回は「よしこちゃんの為に、よしこちゃんの為に・・・」
と呟きながらクリスマスの絵を描いてくれました。
社長、ありがとう!



そしてそして、大御所ケンちゃん。
三重のアトリエはケンちゃんのお母さんから
お願いされたことがきっかけで始まりました。



描き終えると手を洗い、おやつを食べ、
マンガを読む、というのがケンちゃんリズム。
シャイボーイなのでお喋りはしません。
ケンちゃんとみんなは目で会話をする大人のカンケイ。
周りの空気がとってもゆっくりになります。



ところが!
おっとりケンちゃん、猫のリリーにペース崩されし!



でもよく見ると喜んでる!



お互い、適度な距離感を見つけました。
この後、この状態でケンちゃんはいつも通り
「サンデー」を読み始めました。


志摩のアトリエの空気が
皆さんにうまく伝わっているといいなと思いつつ。
今回ご紹介したのはメンバーの半分です。
あとの4人は私に撮る余裕がなく・・・
また次回のご報告を楽しみにしていてくださいね。