2007/12/24

展覧会











11月27日〜12月2日まで、三鷹市美術ギャラリーにて展覧会がありました。
ご来場下さった皆様ありがとうございました。
今回の主催は「三鷹市音楽連盟」だったので、絵を鑑賞しながらすぐ隣では
クラシックの生演奏が聴けたり(期間中毎日!)という今までにない会場構成と
なりました。後から聞いた話によると連日300名近い来場者だったそうです。
短い期間でたくさんの方にお越しいただけたことは嬉しいことです。
そして今回は搬入搬出を多摩美の学生さんがボランティアでお手伝いしてくれたので、
とーっても助かりました!額入りの絵(意外と重い!)を持ち上げて
ピクチャーレールに掛けたり、チェックしたり、はしごに上ってライティングなどなど、
展示当日はあっちこっちへ走り回って大騒ぎです。いや、大忙しなのです。
展覧会の予定が入ると数ヶ月前から色々な下準備と共に、作品選定や額装など
体力シゴトも始まるので、今回私もいつも男性陣に任せていた額装に挑戦したのですが・・・
案の定その後2日間は腰が痛くて「うーん」となってしまいました。
確かに腰は要だ、とつくづく思い知ったのでした。

お手伝いしてくれたみなさんありがとうございました!
写真は多摩美の学生助っ人チームです。

2007/12/07

シンポジウム


先日Blogを書いてから1ヶ月が過ぎ、パスワードをすっかり忘れていた私です。

さて先月24日に東京都現代美術館にて
「ダウンズタウンプロジェクト第1回シンポジウム アール・イマキュレ ダウン症の人たちの感性に学ぶ」
というシンポジウムを開催しました。定員200名の客席はあっという間に満員になり、
終了後は多くの参加者から嬉しい感想をいただきました。
これまで私の両親が16年間あたためてきた「アール・イマキュレ」という思想と、
2代目の私たちが構想している「ダウンズタウンProject」を初めて一般の方々に知っていただき
さらにその思いと熱を会場のみなさんと共有できた有意義な1日でした。
先日アンケートが届いて、全て読ませていただきました。
たくさんのメッセージを読みながら、どうやら私が予想した以上に「アール・イマキュレ」や
それを根幹に据えた「ダウンズタウンProject」に共感して下さる方が多いことを感じられてとても嬉しいです。
ちょっと遠い木場までお越し下さったみなさまと、このシンポジウムの下準備を何ヶ月もがんばって下さった
関係者のみなさまに心から感謝です。どうもありがとうございました!!

シンポジウムの日の写真を探したのですけど、パネリスト5人が写っている写真がないことに気が付きました・・・。
もうちょっとしたら研究所から記録写真がもらえるといいなーと思っています。

今回はテキストのみでアップします!

2007/11/13

LUSH!














DiaryにBlog風味を加えてみました。
「日記だけでもBlogにしたら?」と、たまにフランスから帰ってくる妹が
あっという間に作ってくれて大助かりです。

さてNewsのページでもご紹介している「チャリティボックス」。
これを発売して下さるのは「ラッシュジャパン」というコスメブランドです。
一見つながりのなさそうなアトリエとラッシュ。
最近「あのラッシュとどうやってつながったのですか!?」と聞かれるのですが、
この企画のきっかけは「月刊ソトコト」で紹介された「ダウンズタウンプロジェクト」
の記事を見たラッシュの方が連絡を下さったことから始まりました。
その後ご連絡下さったKさん(とっても美人!)がアトリエを訪れて下さって、
お互いのヴィジョンを語り合ううちに心地よく意気投合したのでした。
もちろんKさんが社内で色々なことを決める立場にある方だということもありますが、
毎回の打ち合わせはアイデア提案、決定、練り直し、提案、決定、とポンポン展開し、
あっというまにクリスマスになりました。
シゴトを超えて、ジャンルを超えて分かり合える瞬間はいつでも嬉しいものです。
ラッシュの方達とはそんな関係でお仕事ができた気がしています。

それからKさんのご紹介で、先日またまた素敵な出会いがありました。
なんだか感動的な出会いでもありました。この方との展開は、
もう少し具体的になり始めてから書こうと思います。
ひとことで言うなら、アトリエは右脳でこの方は左脳!という感じです。
最近、こういう方と出会いたいなあ・・・とイメージしていると、
自然とそういう人と出会う機会が多いので不思議な感じがしています。
同じ思いを持っていると、遠くても近くても「響き合う」ことってあるんだ、
と思ったりしている今日この頃です。

2007/11/06

作品撮影大会


2007.9.9

ついに終了しました、作品撮影大会。

この夏休み、東京と志摩のアトリエでは今までの過去作品を

撮影、記録するという大仕事をしました。

撮影に入る前、たくさんの作品群をアトリエから自宅へ運び、

作家別に作品を整理をすること2週間。

多摩美術大学の上野毛校舎スタジオに2000点以上ある作品

を1週間しっかり撮って下さったカメラマンの古屋さん、

三重の4000点近い作品を撮って下さった石倉さん、

アトリエスタッフ4名、多摩美の職員の方々、

ボランティア学生10名のみなさんに心から感謝です。

夏休みの大事な時間をさいてくれた学生達が、

みんな声を揃えて「たのしかった!」と喜んでくれたことが

私達にも嬉しいコトでした。

朝早くから夜遅くまで体はヘトヘトでもがんばれたのは、

ダウン症の人達の色彩の世界に触発されたり癒されたり、

刺激的で楽しい時間でもあったからだと思います。

暑い熱い夏が終わり、アトリエは秋のシンポジウムや

出版に向けて準備がいっぱいです。