2010/07/27

作品選定前の日々。



こんにちは〜。

厳しい暑さが続いていますが、

皆さまお元気でしょうか?

晴れたり、雨が降ったり、雷が鳴ったり、

お天気が目まぐるしく変わる日は、

夕焼け空がキレイだったりしますよね。





さてさて、皆さまにご心配をお掛けしてしまった夏風邪は、

忙しさと重なって、途中パニックになりかけましたが、

おかげ様でほぼ治りました!

いやー人間の治癒力ってホントすごい、と感じています。

ダウン夫妻(学生達から付けられたあだ名です・・)に

温かい言葉をかけて下さった皆さん、

どうもありがとうございました。染みました、心に。

で、この写真の大量のブルーベリーはですね、

私達が寝込んでいる隙にあっちゃんのお母さんが

コッソリとガレージに届けて下さったという、泣ける一品です。

しかもご出勤前にです!

嬉しいサプライズすぎます!

新手のサンタクロースかと思いました。

熱で食欲ゼロだったダウン夫妻の目には、

まるで栄養ドリンクのように映り、

ひたすらパクパク食べて、寝て、仕上げに薬を飲んで、

この通り元気になったのでした。

ありがたや、ありがたや、です。

平野さん、ごちそうさまでした!



話は変わって、先日、芸術人類学研究所でいつも

とってもお世話になっている石倉さんの

ご結婚パーティに出席させていただきました。

石倉さんは、研究所に関わっている多種多様な人達の間に立って、

物事が円滑に進むよう取り計らってくださる人です。

これはものすごく大変なハズなのに、

いつも笑顔の石倉さん。

私も見習わなくてはいけません。

奥様はアノニマスタジオの編集者さん。

可愛くてカッコいい方です。

長いお付き合いを経て、

晴れてご結婚の日を迎えられた石倉さんは

とっても嬉しそうで、私までウルッときました。

よかったなーと、心から思いました。

当日、石倉さんは嬉し過ぎたせいか、

のびた君みたいな顔になってますけど、

あえてこの写真をご紹介したいと思います。

「純朴」という言葉がぴったりの石倉さんと

「聡明」という言葉がぴったりの奥様。

これからはお互いに夫婦ぐるみのお付き合いになりそうです。

末永くお幸せになってくださいね。

おめでとうございます!!


突然ですが、先日嬉しいお中元が届きました。

いつもお世話になっている築地「うおがし銘茶」さんからです。

築地だけでなく、銀座にもお店があります。

自称お茶屋の娘、葉(よう)さんからの達筆お手紙入りです。

葉さんの手書きの字はいつもスラリとしていて、

私にはとっても書けないオトナの字なので、

お手紙をいただく度、習字を習いたくなる衝動にかられます。

筆まめとは、葉さんのような方のことを言うのだと思います。

用事があってもメールよりお手紙でやりとりする、

そんなちょっとした所に老舗の余裕を感じます。

心とこころが繋がったり、お互いの信頼関係を築くって事は、

本来、丁寧に時間をかけていくことだったよね、と

時には反省したりもします。


そして頂き物の中味は缶タイプのお茶でした!

本格茶がお手軽に飲めるなんて、嬉しい!

しかも来週は作品選定&整理&移動という肉体労働が待っている!

という嬉しいタイミングで届いたので、

早速スタッフと学生達でグビグビと飲ませて頂くことに決定。


遂に選定日当日。

窓のないだだっ広いグレーの部屋での作業は気が滅入る、

という訳で、急きょ学生イサが連れて、いや、運んできたのは

吉本の隆明さん。

これは糸井重里さんが作った吉本さんの講演全集です。

いろんな意味で、重いです。しかし、

「ダウン症の人たちの作品を選定するってことは、こーゆーことでしょう!」

という訳の分からないテンションに、

手伝いに来てくれた学生達も全員一致で頷き、

4日間の作業を見守る係として、勝手に任命させていただきました。

どっちにも集中出来ないので、講演は聴きません。

ただただ、作業を見守る吉本さん。

緊張感も違うってもんです。

さて、ちょっとブログが長くなったので、

ここで一旦一休みします。

選定作業はあとでアップしますよー。