2010/07/06

写真いっぱいで絵のクラスその1




ひゃ〜 こんにちは!

あっという間に1ヶ月経っちゃいました。

気付けばしっかり梅雨入りしていますね。

紫蘇や大根おろしが体に沁みる今日この頃です。

皆さまお元気でしょうか?



この季節、紫陽花も渋くて好きですが、

私はこの花も好きです。名前わからないんですが。



さてさて、今回は久しぶりなので写真いっぱいです。

先日三重から届いた夕焼けです。

すごい!空と海が同じです。

写真でこれですからね。

絶対、本物はスゴかったに決まってます。



で、こっちは私が撮った写真。

今日は夕焼けキレイになりそう、と思った時の1枚。

東京も美しい夕焼けの日が続いていたので、

私も撮っていたのでした。

佐藤家は昔から夕焼けに目がないのです。

さっきの10分後位。

写真では色が全然うまくいってませんが、

透き通ったブルーに淡いピンクがかかって、

この世のものとは思えぬ美しさ。


あっちの空。

空が火事みたいになってました。

ホントは電信柱に登って見たい位でしたが、

大人なので、そこは我慢。

変な映画を見るよりよっぽど満足の20分でした。

と、夕焼けにも感動しつつ、

最近改めてみんなの創作意欲や

作品の完成度の高さに感動しています。

今日は久しぶりに絵のクラスの写真をご紹介します。

いつも平日クラスの紹介になりがちなのは、

もちろん一緒に過ごす時間が長い事もありますが、

土、日のクラスは準備や片付けを入れると

朝8時〜6時頃まで目一杯なので、

ブログを書く余力がない内に月曜が来てしまうという・・・。

1週間って、あっという間すぎます〜。


アトリエに来た頃

「オレは絵ヘタクソなんだよ。みんなが言うんだよ。」

と消極的だったマー君。

どうやら小学校のお友達の言葉を気にしているようでした。

アトリエに来て数ヶ月経った今、

目にも声にも自信が溢れ、勢い良くロボットを描いています。

「どうだ!うまいだろう!オレ、サイコーだぜ!」

遂に先日こんなセリフを聞く事が出来ました。

嬉しさと同時にホッと一安心。

ここまで来れば後は自分の力でどんどん伸びます。

私達スタッフの役割は、

最小限の力で、相手の力を最大限引き出すこと。

その為に最大限の努力をすることです。



5歳から通ってくれているユーキちゃんも

あっという間に中学生。早い!早すぎる!

相変わらずの集中力とエネルギーに毎回新鮮な驚きを覚えます。

一体どこから出て来るんだ!?

と、謎は年々深まるばかり。


最近すっかりお姉さんになったマミさん。

真剣な表情の時間が増えてきました。

「見ないで見ないで!一人で描くから出来るまで見ないで!」

と、完成するまでなかなか見せてくれませんが、

カメラを構えると快く撮らせてくれます。

というか、撮らないと怒られます・・・。



貫禄十分のケイ君も

作品と向き合う時間が圧倒的に長くなりました。

自分の世界を楽しめるようになってきたら、

アトリエではオトナの仲間入り。

彼のスピードにサクマ君も息を飲んで見守ります。

絵を描いた後は「粘土鮨屋」の大将に早変わり。



お馴染みのシンちゃんも、絶好調です。

ちなみにこの作品タイトルは

「ナゴヒレ(アトリエ)のサクマさん」

実は一文字も合ってないのに、

なぜか伝わる、ナゴヒレ。


先週一足先に七夕の絵を描いたナオちゃん。

彼女の季節感の鋭さにはいつも驚かされます。

凄く寒い日に梅を描いたり、桜を描いたりしても、

ちゃんとその1週間後位に、梅や桜が咲くのです。

絶対音感があるならば、絶対季節感みたいなのを持っている気がします。

ちなみに梅雨入り前の頃にくれたお手紙は


「夏の天気が梅雨なので音気温(おときおん)を

 上がっていますけど、気を付けて下さいね!」


もちろん、音気温部分は本人によるフリガナ付き。

ありがとう、ナオちゃん。

音気温に気をつけます。


こちらもすっかり大人びて来たサトちゃん。

やっぱり女の子の成長は早い気がします。

社会科の授業で習った事をテーマに描く日々。

先日はドアを開けるなり、ものすごい笑顔で

「広島の原爆描く!次回は長崎!」と宣言。

ちなみにちょっと前までは縄文時代と弥生時代でした。

「弘法大使が新世界に行きたがってる!」等々、

ヒミツの歴史を教えてくれるので、

かなり勉強になります。


ポニョが大好きなカナちゃんに、

毎回リョウちゃんが歌ってくれる歌は妙にリアル。

「ポーニョポーニョポニョ♪鮭の子♬」

歌を聴きながら完成したカナちゃんの作品は、

「もののけ姫!」


埼玉県から通ってくれているサトヤンです。

この人は凄いセンスを持っています。

どの絵をとっても完璧。

お昼ご飯の事を考えながらも、

筆を淀みなく進め、ふっと一息。

「でったー(出来た)。」

一連の流れはとても自然です。


お待たせしました!ユウちゃんです。

相変わらず会った人を全員虜にする男、ユウちゃんです。

最近の口癖は、

「なーんだよー(超スローで)。木曜日と金曜日は

 アトリエやってないのかよーーーーお。」

そこで私が「ごめんね〜お休みで〜。」と言うと

「うんっ!いーよー!」

と、とびきりの笑顔で許してくれます。

いい人です。

いい人と出会えて、よかったです。



千葉から通ってくれているスグル君。

筆に力が入り、勢いも出てきました。

表情も豊かになって、絵を描き終わると

おしゃべりを沢山してくれるようになりました。

ダウン症の人達にとって、

絵を描く事はコミュニケーションと同じです。

作品を通して見る人と心が通じ合った時、

それは大きな喜びと自信に繋がって

心がぐーんと成長します。

私達も嬉しい瞬間です。



毎回「たらいま〜!!」と登場するマイちゃん。

スタッフも学生も思わず「おかえり!!」

一瞬で席につくと間髪入れずにスタート。

小さい子は体全体で描くので作品もダイナミックです。

前に揺れたり横に揺れたり、

風のように描き、風のようにピタッと終わります。

ダウン症の人たち特有のリズムは、

5歳であろうと30歳であろうと共通しているので、

小さい子でもやっぱり凄いなと思わされます。



リョウちゃんです。

彼の制作ペースは全く崩れることがなく、いつも一定。

筆を丁寧に紙の上に置いていく様は、職人のよう。

とは言え、お喋りも同時進行なので尚更すごいです。

前回の会話はこんな具合でした。

「メール来てた」

ー 誰から? ー

「猫。」

・・・多分、本当だと思います。



いつもタイトルが衝撃的なモエちゃん。

あっという間に描き上げて

「題名は〜自分のない羽ばたけるモチヴェーション!」

お父さんも毎回びっくり。

彼女の言語感覚には最初から驚かされていましたが、

いつ聞いてもビックリします。

「色、優しいから大切です。」

「雨雲が空を歩いてる。」

などなど、素敵なフレーズが続々誕生します。

糸井さんも、ちょっと適わない気がします。



モエちゃんの先輩にあたるハルコさん。

プレの日だけでなく、絵の日も全開です。

何が全開か分からない位、エネルギー溢れています。

最近は学生のゆりあとデートする事を妄想、

いや、想像しながらバイキンマンを描き続けています。

(ゆりあが初めてアトリエに着た時に黒い服を着ていたから

 ゆりあ=バイキンマンの一派だと思っている模様)

ゆりあ、遊びに来てね!


描いている内に、

絵と顔が同じになってしまったシュウちゃんです。

みんなを優しく、時に厳しく見守る兄貴的な存在。

かと思いきや、

オトボケな一面も結構な頻度で出くわします。

こないだは、

「オレの姉ちゃん、英語パラパラだから。」

と、超マジメな顔で教えてくれました。

「ペラペラの上ってパラパラなんだ!」

と言ったら

「うん、そう。」

と、これまたクールな表情。

兄貴の言葉には、いつも説得力があります。



ラストはエイコちゃん。

普段はシゴトが忙しいので、

絵の時間がリフレッシュになっているみたいです。

この日描いていたのは、なんと、

「逆さまの虹〜!」

そ、そう来たか・・・!!


こういった普段絶対思いつかないような事が

アトリエでは日常だったりするので、

最近なんだか分からなくなってきました。

逆さまの虹の中で英語をパラパラ喋りながらお茶をする、

そういう光景が自然に見られるのが、きっと

Down'sTown なんだと思います。

素敵すぎる・・・。

早く実現したいと思います。


と、こんな様子を笑いを堪えながら撮影しているのは

TBSのディレクター和田さん。

もうかれこれ3年目のお付き合いです。

番組にするか、しないかを決めないまま、

こんなにアトリエに通っている人はさすがに初めてです。

ある時期、急に夜、フルーツを持って来ては

「絵を見せて下さい。」

と言う純粋な人になりかけましたが、

最近はまたカメラを持って頻繁に登場しています。

今後の雲行きでは、もっと激しく出入りする事に

なるかも知れないし、ならないかも知れません。

私はどっちでもいいのですが、

撮る人は早く結果が知りたいようです。

テレビの企画を1本通すのは、

何回も何回もプレゼンをしてエラい大変な事なんだと、

和田さんと一緒にバタバタしながら思い知っています。

果たしてアトリエの実践を言葉や映像にして

万人に分かり易く伝える事が出来るのか、

私には分かりませんが、

出来たらすごいな、と思います。

出来ないのなら、やりたくないのが本音です。

(すでに10回位和田さんに言ってますが)

ただ、やってみなきゃ分からない、という事もあるので、

その辺は微妙です。

こうなったらギャンブルに近いです。

なるべく、和田さんとケンカにならないように頑張ります。

なったらサクマ君に止めてもらいます。

ま、決まったらの話ですが。



この方もディレクターさん。

こちらはNHKエンタープライズの吉川さん。

吉川さんも「撮るか撮らないか分からないけど撮ってる」人です。

お若くて、可愛くて、とっても熱心です。

8月に三重で行う夏合宿にも来る事になりました。

カメラを持っていない時には、

バーベキューを手伝ってもらおうと思います。

吉川さん、よろしくね。


と、最近のアトリエはこんな感じです。

絵のクラスは全部で35人在籍しているので

今回は追いつかなかったですが、

また絵のクラス第2弾をご紹介したいと思います。


久々の長ブログをご覧下さって、ありがとうございました〜。

明日はアトリエで七夕をします★☆