こんばんは。犬です。
ユウちゃんは僕のことを「かぶとむし」だと思っています。
ま、なんだっていいんですけどね。
とりあえず、夏バテ中です。
さてさて、
本日2回目のブログとなると、なんとなく
「ただいま〜」って気分です。
なぜこんなに焦り気味で更新をしているのかと言いますと、
7月31日から東京クラスの人達が参加してくれる
「夏期講座&合宿in三重」が始まるからです!
明日は朝8時に車で出発なのです。
ペーパードライバーの男子2人を乗せ、
私が三重まで1人ドライブという、半ば罰ゲーム状態で向かいます・・・。
そんな事でして、
アップするネタがてんこ盛りになる前に、
ちゃんと更新しなくては、と、こういう訳です。
若干がんばってます。
自分の荷作りは全然出来ていませんが、
合宿で子供達や学生達に必要な物は準備はしたので、
なんとかなるでしょう。
後は野となれ山となれ、です。
あ、ヤケになっている訳では決してないです。
あえて余裕と言わせていただきます。
当日はテンヤワンヤ確実ですけどね。
でも、なんか楽しみです。
さて、本題です。
7月21日〜4日間、多摩美校内にて、
東京アトリエの全ての作品整理と選定作業、
そして新しい倉庫へ移動を行いました。
もの凄い激務でしたが、
日頃1人の生徒の作品をまとめて見る機会は少ないので、
改めて彼らの世界観に驚いた4日間でもありました。
写真はユウちゃんの作品を選定している様子です。
栗ちゃんが撮影してくれました。
これはリョウちゃんの作品郡のほんの一部。
「まとまった作品をぜひ見たいです!」と、
率先して作業を手伝いに来てくれた学生達も、
思わずため息です。
アトリエで制作現場を見ている時は、
本人の強烈なキャラで見失いがちの学生も多かったようですが、
「こうして見ると、本当に凄いですね。」
「1人ひとりの世界がしっかり作品に現れていたんですね。」
と、改めて感動していました。
実はそういう体験をして欲しくて学生達に声を掛けた、
という下心もあったので、
ただのツライ労働に終わらずに済んで良かったと、
内心ホッとしたのでした。
目が疲れた時にダントツ人気なのがシュウちゃん作品。
彼の作品には独特の間があって、
絶えず、風や、雲、水が描かれているせいか、
大量に見ると、むしろ癒しを覚える作品群です。
しかもタイトルがセンス抜群なので、
思わずみんなで爆笑。
絶対マネ出来ない、シュウちゃんにしか作れない世界です。
疲れが吹っ飛ぶ、ありがたい作品です。
第1選定はこういう風にして、
大まかに選別します。
近くで長く見ると分からなくなる事があるので、
瞬時に判断します。
私がこんなに素早く動くのは珍しいです。
第2選定は40枚位づつ並べて、
ひきで見て、近くでも見て、完成度の高い作品を選びます。
そこから第3選定として、
今年と来年に企画されている展示向けの作品を
大まかに選び出します。
多い人は何百点も作品があるので、
立ったり座ったりして床に作品を並べる学生も
集中力をキープしながら選ぶ私達にとっても、
これは大変な仕事です。
作業×37名分=数千点の作品です。
ようやく3日間の整理を終え、最終日は移動です。
今回大活躍してくれたイガラシ君です。
レンタカーで大きい車を借りてくれて、
作品の積み降ろしを手伝ってくれて
運転してくれて、返して来てくれて、
ありがとう!ありがとう!
そして今回も前日参加してくれた学生イサ。(右)
吉本さんを持って来たイサ、でもあります。
彼は本当にえらかったです。
毎度大変な仕事を快く手伝ってくれて早4年。
居てくれるだけで心強い存在になりつつあります。
いつもありがとね!
今回手伝ってくれた他の学生メンバーは
エクセル、モロちゃん、ミヒロ、飛び入りスナフ、冷やかしのナカオくんです。
元気いっぱいに手伝ってくれました。
もちろん栗ちゃんもです。
研究所の金子さんと濱田さんは、
ちょうどみんなのブドウ糖が切れた頃に、
ナイスなタイミングでジュースを差し入れして下さったり、
メディアホールを借りる手続きをして下さったり、
たくさんお世話になりました。
今回も、多くの皆さまの支えで無事終えられた作品選定、整理作業でした。
そして何よりお世話になったのは、
ピンチな期間(多摩美に置けなくなった時)に、
快く個人のアトリエスペースに作品を置かせて下さった
石倉さんのお母様です。
本当にありがとうございました。
このご恩は、いつか必ずや!!と思っています。
さて、荷造りして、そろそろ寝ます。
みなさん、夏バテに気をつけてくださいね。