2012/04/04

春のアトリエ



こんにちは〜。
ミモザがきれいな季節になりましたね。
アトリエに沈丁花の香りが漂って来て毎日心地よいです。

それにしても、昨日は春の嵐と呼ぶには激しい天候でしたが
皆さんのところは大丈夫でしたか?
アトリエも急きょ午前中で閉鎖しました。
みんな濡れずにお家に帰ってもらえて一安心。



やー春ですねー。
出会いあれば別れありです。

多摩美の1年生の頃からアトリエに通っていた
「イサ」こと関川君が、この春、
晴れて大阪大学の院に受かっちゃいまして(笑)
4月から大阪府民になりました。
2年の内1年を阪大で、
残りの1年はフィールドワーク(?)とのこと、
来年また戻ってくる予定らしいのですが、
5年も一緒に過ごしたので、しばしの別れ、寂しいもんです。
でも、何を吸収して持ち帰ってくるか、
楽しみの方が大きいです。

ちなみにイサの新居近くには「ねぼけ温泉」という
気になるネーミングの銭湯があったり、
商店街のアーケードには『チロリン村にようこそ』
と書かれていたり、
なんとなくマヌケなスタートを切っているようです。
ま、イサなら頑張るでしょうが、一応、
チロリン村でがんばれよ!
新生活おめでとー!



で、こちらはこの春めでたく
日大芸術学部の院を卒業したゆりあ。
おめでとさーん。
彼女も学生時代からアトリエに通い始めて4年目。
その間ずっと写真を続けてきました。
そんなゆりあがこの4月から
東京アトリエのスタッフとして加わりました。

主にはアトリエ担当ですが、
展示とか、下見とか、時には打ち合わせにも
出席させるかもしれません。
アトリエスタッフはその日、その時々で
様々な種類のことを要求されるので、
なんでも屋になった気分で頑張ってもらいます。

ゆりあのまじめで誠実な性格と、
天然水のような雰囲気で、
みんなのアトリエをしっかり守ってね。
関係者の皆様、ゆりあを見掛けましたら
どうぞよろしくお願いします。


さてさて、私が東京に戻って1ヶ月。
悠太に会いに来てくれるお客様が続いています。
右はライターのトキちゃん
左は元スタッフの栗ちゃん。
二人とも最近ではすっかりママ友です。
子供を介して関係が変わっていったり、
深まったりするのって面白いなーと思います。
栗ちゃんとアレルギー情報を交換したり、
(福ちゃんも悠太もアレルギー発覚!とほほ!)
トキちゃんとは出産が1ヶ月しか違わず、
しかもご近所なので、お役立ち情報を交換したり。
共通の話題がつきません。

何より私自身、アトリエの保護者の皆さんに対する見方が
変わったというか、理解する要素が加わったというか、
不思議な感じになりました。
今まではダウン症のみんなのお父さん、お母さん、
として関わってきたのですが、
いざ、自分が出産してみると、
「親」という立場は同じになったので、
勝手に今まで以上に親近感が。(笑)
子育てに関する情報がいっぱいもらえるので、
アトリエにいるとなんだか心強いです。


みんなに可愛がってもらって
すくすく育っている悠太とリョウちゃんです。
私以上に小さい頃からダウン症のみんなに囲まれて育ったら
一体どんな人になるんだろーと今からワクワクします。
絶対フツウの人になれない気がします・・・。


最後にこの日リョウちゃんが描いた
サイケな作品をご紹介しますねー。
タイトルは
「よしこさんの赤ちゃんおめでとう」
ありがとう!

ではでは 皆さん
花粉にお気をつけください〜。