皆さま、こんにち葉〜。
ここ数ヶ月、ほぼ毎日うおがし銘茶の葉さんと
メールで交わしているご挨拶です。
ちなみに昨日は「こんばん葉〜!」でした。
さてさて、遂にです!
アトリエのNEWSではすでに告知が始まっていますが、
今月11日より、築地うおがし銘茶「茶の実倶楽部」にて、
「こんにち葉」(茶葉)の先行販売が始まっております。
そして追いかけるように、
来週20日〜30日にかけて
5Fのギャラリースペースを中心に
アトリエの作家たちの展覧会が始まります。
展覧会の入場料(500円)の中には
お茶代が含まれていますので、
5Fで作品をご覧いただいた後、
もれなく日本茶で一服できると言う
のーんびりな企画です。
今回「こんにち葉」のデザインに起用されているのは
アトリエの宮地輝昴くんの作品です。
テル君です、こんにち葉!
もちろん、文字も書き下ろしました。
作品はグリーンが効いていたので、
選定中、思わず「お茶っぽい!」と思ったのですが
ココだけの話、タイトルは「ダンス」です。
原画と比べると商品の方は色がシブメですが、
1枚1枚刷っていただいて、
袋の裁断も、茶葉を詰めるのも、
全て手作業で行われていると伺えば、
「どうもありがとうございます。」
という言葉以外にありません!
「全力を尽くしました。」
という印刷所の方、ありがとうございました。
そして、素敵なデザインに仕上げて下さったのは、
小島良平さんのご子息、小島良太さんです。
大変お世話になりました。
難しい色校を頑張っていただいて、
ありがとうございました。
うちの作品、色数が多いので校正段階が
かなり大変なんですよ・・・。
青に寄ったり、赤に寄ったり、
突如、原画に存在しない紫が出て来たり。
そして、私なんかが言わなくとも、
すでにご存知の方も多いかと思いますが、
「こんにち葉」は、
かーなーり美味しいお茶です。
私は初めていただいた時、思わず
「旨!」と声が出ました。
色もとってもキレイで、まさに、THE・緑茶!です。
香りも素晴らしく、ニッポン人にゃたまりません。
一袋45g入りで525円なので
お試し購入するにもお手軽なお値段。
ぜひ若い方に知っていただきたいです。
ペットボトルのお茶を日本茶と思ってはいけませぬ。
そして大切な情報です。
「こんにち葉」は100%鹿児島産です。
検査の結果、放射性物質は検出されておりませんので、
お子様をお持ちの方も、安心してお飲みいただけます。
展覧会&「こんにち葉」の準備を始めた去年、
まさかこんな事をお伝えする事になるなんて、
考えてもみませんでした。
今回、この時期に企画をご一緒させていただいた事で、
お茶業界の思わぬご苦労を知ることになりました。
でも、大変な中だからこそ、
うおがし銘茶の皆さん達が、
展覧会や「こんにち葉」の発売を楽しみにして下さっている様子が
ひしひしと伝わって来ます。
嬉しいプレッシャーです。
どれ位ひしひしと伝わってきているか、
ここでちょっと葉さんからのメールを
一部ご紹介させていただきますね。
「販売スタッフは輝君のお母様が
喜々とお買い上げくださる瞬間に立ち会えて
喜んでおりました。
みんなが笑顔になりました。
私も本当に嬉しいです。
〜中略〜みなさんの笑顔が連鎖になって、
社内スタッフも笑顔になって、
本当に喜びをかみしめております。
ただただ純粋に嬉しいです。
この笑顔の連鎖が広まったなら、感無量です。
ディスプレーの写真をお送りします。
みなさん、「いいわねー」っておっしゃってくださってます。
私から
「充実した展覧会にしましょうね。
そして、僭越ながら少しでもうおがしさんにとっても
プラスのある企画になれば、と心から思います。」
と書いたひと言に、
「もうとっくにプラスになっておりますよー(叫)
私は、こんな素敵な企画ができることが、
本当に嬉しく思っております。
お客様も「楽しみ」という声が聞かれ始めました。
こういった状況でも、
前向きな明るいお話ができることは
本当に感謝しております。
私たちこそ、足をひっぱってしまわないように祈るばかりです。
ともかく、楽しい展覧会になるように、心がけます。」
というお返事。
どちらも嬉しいメールでした。
アトリエが展示を依頼される時は、
相互にお金が発生しないケースばかりなので、
最終的に一番大切になってくるのは、
「一緒にやろう!という気持ち」です。
お互いに、
「ダウン症の人たちの作品を通して、
彼らの事をより多くの方に知ってもらいたい。
本人とそのご家族に喜んでいただきたい。
その為に少しでも出来る事があれば協力し合いましょう!」
という気持ち、
熱量がどれだけあるか、
結局最後はそこだけの気がします。
それはアトリエ側も全く同じです。
アトリエの本業はあくまで
彼らの制作環境を整え、寄添うことであって、
展覧会やイベントを開催する事は、
スタッフもボランティアなので、
正直、経済的にも、労力的にも大きな負担になります。
それでもこの副業的、というか、
奉仕作業的な部分を頑張れるのは、
会員の皆様からの経済的、
且つ精神的なご支援と、
お声を掛けて下さる方の熱意と、
手伝ってくれる学生達と(今年は結構卒業しちゃったのでピンチ!)
社会に伝えよう、という、
スタッフ達の情熱があってこそだと自負しています。
このどれかひとつでも欠けたら、
私たちだけで取り組む事は出来ません。
だから、支えて下さっている皆さまには、
いつも本当に感謝の思いでいっぱいです。
そういう意味でも、
アトリエは主催であっても、
ダウン症の人たちの作品を扱いながら
多くの関係者の間に立って進行させる立場なので、
謙虚に、時に慎重に考えなくてはいけません。
ダウン症の人達の場合、特に、作品は心そのものなので、
取り扱う時には思いやりが必要です。
万一、傷つくことがない為にも、
私たちがいかに先方と気持ちよく心を通わせられるか、
それがとっても大切になります。
その下準備が出来てさえいれば、
自由に伸び伸びとした展示になって、
訪れた方も気持ちのよい空間になって、
ご家族にも喜ばれるという循環が出来るのだと思います。
もちろん、具体的に展示を成功させるには
様々な条件を検討し、
クリアしていく必要がありますが、
それでも、
関係者同士の心さえ通じ合っていれば
最後は何とかなる事が多いです。
今回もその気持ちを持って、
搬入作業、頑張りたいと思います!
お手伝い部隊のみんな、今回もよろしくです。
そして、
受付助っ人も募集しております。
今回は入場料があるので、受付係が必要なのです。
保護者の皆さん、学生の皆さん、
お手伝いいただける方は全く遠慮なく(笑)
「私、○日、受付やりますよ!」
とアトリエまでご連絡をください。
展覧会期中もアトリエは通常通りオープン
+私が妊婦という事もあり、人出不足なのです。
もちろん、私も行ける時には会場にいます!
今回は、
会場へお越しいただくお客様はもちろん、
原発事故以来、
大変な思いをされてきた社員の皆さん達も、
心がほっと出来るような、
少しの間煩わしい事を忘れられるような、
そんな展示に出来たらいいな、と思います。
夏の暑い盛りではありますが、
皆さまのご来場を心よりお待ちしています。
ダウン症の方達の瑞々しい感性と共に、
美味しい夏の新茶をお楽しみくださいね。
お 茶 屋 さ ん で 展 覧 会
2011.7.20~7.30(日曜定休)
時間/10:00→17:30
※お茶を飲まれる方は入場17:00まで ※最終日は16:00まで
<入場料> 500円 おいしいお茶付き
<場所 >うおがし銘茶 築地新店 茶の実倶楽部 space 『会』
<場所 >うおがし銘茶 築地新店 茶の実倶楽部 space 『会』
<住所>東京都中央区築地2-11-12
TEL: 03-3542-2336
TEL: 03-3542-2336
最寄り駅:日比谷線 築地駅 改札1番出口(築地本願寺方面出口)から徒歩1分
※「こんにち葉」は鹿児島産100%です。
※うおがし銘茶のお茶は安全を確認してから出荷しております
※うおがし銘茶のお茶は安全を確認してから出荷しております
※銀座本店での「こんにち葉」の販売は、
展覧会期中(7月20日〜30日)の限定販売となります。
展覧会期中(7月20日〜30日)の限定販売となります。
※築地本店での発売は7月16日よりスタートです。
築地本店は築地駅 本願寺方面出口1番か2番出口です。
(各改札の真ん中辺りにお店があります)
築地本店は築地駅 本願寺方面出口1番か2番出口です。
(各改札の真ん中辺りにお店があります)
※お電話での注文はこちら。
0120−971−125(TEL)
0120−791−220(FAX)