こんにちは!
ご挨拶が遅くなりましたが、
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
たくさんの温かいご支援とご期待に応えるべく、
今年も楽しむ心を忘れずに、スタッフ一同頑張ります。
さてさて、
皆さまはどんなお正月をお過ごしでしたか?
私は12/28日〜1/4まで三重に帰って、
しばし休めるかと思いきや、
まさかの年越し展覧会を手伝ってきました。
搬入30日、搬出4日という完璧すぎるタイミング・・・。
寝ている訳にはいきませぬ!
今回の会場は、近鉄の終点「賢島」駅にある
「プライムリゾート賢島」というホテル。
とっても素敵なホテルで、オススメです。
と言っても私は地元なので泊まったことはありませんが、
少なくとも、ロケーション、お料理、接客は、
安心できるサービスを提供してくれると思います。
(ランチは美味しくてお値段も優しいです)
アトリエでは夏の合宿の際に保護者の皆様に
色々な宿泊先をご紹介するので、
ついついチェックしちゃうんですよね。
東京から遥々お越しいただくからには、
ゆっくりおくつろぎいただきたいのです!
総支配人と支配人がとっても気さくな方で、
今回、大変お世話になりました。ありがとうございました。
作品にとても感動されていて、嬉しかったです。
会期中に行われたワークショップの様子です。
ちなみにこちらは私の小学生以来の大親友、
ナホ&ユヅキちゃん親子です。
地元ならではの嬉しい再会でした。
前回会った時には生まれたばかりだったので、
すっかり大きくなった姿にビックリ!
いいな〜いいな〜私も早く子供が欲しいな〜と
一瞬シゴトを忘れて盛り上がってしまいました。
今企画をコーディネートした妹のフミカと、
後片付けを手伝ってくれているのは祖母です。
もう家族総出です!
海とダウン症の人たちの作品が調和して、
東京では出来ないステキな展覧会となりました。
東京では出来ないステキな展覧会となりました。
会場へ足を運んで下さった皆さま、
ありがとうございました。
そんな展覧会の真っただ中、もうひと仕事!
「よしこさん、ほどよい無人島があるんやけど、どう?」
という魅惑と疑惑のお誘いを受け、上陸してきました。
搬入した足で無人島へという怪しいスケジュール。
ホテルから近くて良かったです・・・。
このお話はどうなるか、全く未知ですが、
考えようによっては楽しくなりそうな気がしています。
そんな訳で、志摩市のお役人さんと、
自然学校の方と、視察をしたり、お話をしたり、
そんなお正月を過ごして来ました。
東京に戻った翌日には、
何やら大きな案件が届き、胃が痛いです・・・。
様々な条件、色々な人達の思いの中で、
大切なことを守り続ける力を、
今、試されているような気がします。
アトリエが最も大切にしている部分は、
ダウン症の人たちの心です。
大きな勇気と決断力が求められる時、
私がいつも立ち返る言葉があります。
「ちいさくて、善いものを」
これは私の母校「文化学院」の創立者、西村伊作のことばです。
去年アトリエで改めて感じていたことは、
「現場」の大切さと、彼らに関わることの「責任」でした。
ダウン症の人達に対して理解のない場を提供した時には、
彼らは一瞬にして、自分を見失う危険性があるという事を、
もっともっと彼らに関わる人間が自覚する必要があると、
様々な場面で痛感してきました。
心の通った場、雰囲気、環境を作り出せる人材を
育成していく事が今後の東京アトリエの課題です。
「お2人はお忙しすぎではありませんか?
ダウンズタウンに向け、現場は他の人に任せては?」
と、たまに取材に見えた方に言われる事があります。
もちろんそれは私たち自身、何年も前から望んでいることなので、
この人なら安心!と太鼓判の押せるスタッフが育つ事を
願い、試行錯誤しているのですが、
思っている以上に難しいです。
少しの判断ミスが大きな事に繋がりかねない現場なので、
ゆるそうに見えますが、
子供たちに対しての失敗は許されない現場なのです。
そういった覚悟を持ちつつ、
アトリエでは気持ちをゆるゆるにして、
彼らをまるごと受け入れ、
たっぷりの愛情を注ぎ、
何よりそこから生まれる作品を感じ、理解出来れば、
自然と敬意が生まれ、
いい意味で対等な関係が生まれると思うのですが、
そこがどーしても、難しいみたいです。
人材がうまく育たないのは、
私達の伝え方が下手なんだ・・・と毎度凹みますが、
懲りずに良いチームを作っていきたいと思います。
なんだか長くなっちゃいました。
新年ブログ、ご覧くださってありがとうございました。
皆さまにとって良い1年になりますように!