2011/01/17

ゴトウフローリストさん!





こんにちは〜。

毎日シンシン冷えますね。

空気がピンと張りつめた朝のコーヒーは格別ですが、

やっぱり寒いのは苦手です・・・。

皆さまお元気ですか?


          


さて、そんな冬の昼下がり、

ピンポーンとアトリエのチャイムが鳴りました。

玄関に出ると、

とびっきり笑顔でお花を抱えたおじさんが!

「ゴトウ花店でございます!」


         

そうなんです。

以前LUSHとのコラボ展示でお世話になった

ゴトウフローリストの田口さんから、

年明け一番に嬉しいご連絡をいただいていたのでした!


             


ちなみに田口さんはこのお花のように、

可憐で、優しい素敵な女性です。

どこか秘めたる情熱と根性も感じられます(笑)

とにかく、なんか、カッコいい方なんです。





あらかじめ笑顔いっぱいのみんなに

お花のパワーが加わって、ご覧の通り!

アキちゃん、まるでお花畑にいるみたいですねー。

この後、アトリエはもちろん、

玄関や待合室、洗面所やお手洗いにまで

あちこちに飾らせていただきました。

キレイなお花達に囲まれて、

新年のアトリエをスタート出来て、

本当にありがたいです。

自然の持つ美しさは、

見る人の心を元気にする即効力があるなーと、

改めて感じています。


以前、展示をした時に、

冬も暖房を入れられないお花屋さんのお仕事は

ホッカイロが手放せないと聞きました。

それ以来、冬の寒い日になると、なんとなく、

田口さんや、六本木店の皆さんの事を想うようになりました。

アトリエが展示した時もクリスマスだったので、

底冷えの中、ダウンを着て搬出入をしたのでした。

あれが毎日の事となると、本当に大変だと思います。

そんな中で、アトリエの事を想って下さって、

お花を届けてくださった事が、とても嬉しかったです。



ゴトウフローリスト六本木店の皆さま、

そして田口さん、本当にありがとうございました!!

風邪をひかないよう、お気をつけくださいね。

2011/01/12

お正月のこと







こんにちは!

ご挨拶が遅くなりましたが、


明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

たくさんの温かいご支援とご期待に応えるべく、

今年も楽しむ心を忘れずに、スタッフ一同頑張ります。



さてさて、

皆さまはどんなお正月をお過ごしでしたか?
                            
私は12/28日〜1/4まで三重に帰って、

しばし休めるかと思いきや、

まさかの年越し展覧会を手伝ってきました。

搬入30日、搬出4日という完璧すぎるタイミング・・・。

寝ている訳にはいきませぬ!

今回の会場は、近鉄の終点「賢島」駅にある

プライムリゾート賢島」というホテル。

とっても素敵なホテルで、オススメです。

と言っても私は地元なので泊まったことはありませんが、

少なくとも、ロケーション、お料理、接客は、

安心できるサービスを提供してくれると思います。

(ランチは美味しくてお値段も優しいです)

アトリエでは夏の合宿の際に保護者の皆様に

色々な宿泊先をご紹介するので、

ついついチェックしちゃうんですよね。

東京から遥々お越しいただくからには、

ゆっくりおくつろぎいただきたいのです!

総支配人と支配人がとっても気さくな方で、

今回、大変お世話になりました。ありがとうございました。

作品にとても感動されていて、嬉しかったです。


                               

会期中に行われたワークショップの様子です。

ちなみにこちらは私の小学生以来の大親友、

ナホ&ユヅキちゃん親子です。

地元ならではの嬉しい再会でした。

前回会った時には生まれたばかりだったので、

すっかり大きくなった姿にビックリ!

いいな〜いいな〜私も早く子供が欲しいな〜と

一瞬シゴトを忘れて盛り上がってしまいました。




今企画をコーディネートした妹のフミカと、

後片付けを手伝ってくれているのは祖母です。

もう家族総出です!

海とダウン症の人たちの作品が調和して、

東京では出来ないステキな展覧会となりました。

会場へ足を運んで下さった皆さま、

ありがとうございました。




そんな展覧会の真っただ中、もうひと仕事!

「よしこさん、ほどよい無人島があるんやけど、どう?」

という魅惑と疑惑のお誘いを受け、上陸してきました。

搬入した足で無人島へという怪しいスケジュール。

ホテルから近くて良かったです・・・。

このお話はどうなるか、全く未知ですが、

考えようによっては楽しくなりそうな気がしています。

そんな訳で、志摩市のお役人さんと、

自然学校の方と、視察をしたり、お話をしたり、

そんなお正月を過ごして来ました。




東京に戻った翌日には、

何やら大きな案件が届き、胃が痛いです・・・。


様々な条件、色々な人達の思いの中で、

大切なことを守り続ける力を、

今、試されているような気がします。

アトリエが最も大切にしている部分は、

ダウン症の人たちの心です。


大きな勇気と決断力が求められる時、

私がいつも立ち返る言葉があります。


「ちいさくて、善いものを」


これは私の母校「文化学院」の創立者、西村伊作のことばです。


去年アトリエで改めて感じていたことは、

「現場」の大切さと、彼らに関わることの「責任」でした。

ダウン症の人達に対して理解のない場を提供した時には、

彼らは一瞬にして、自分を見失う危険性があるという事を、

もっともっと彼らに関わる人間が自覚する必要があると、

様々な場面で痛感してきました。

心の通った場、雰囲気、環境を作り出せる人材を

育成していく事が今後の東京アトリエの課題です。

「お2人はお忙しすぎではありませんか?

ダウンズタウンに向け、現場は他の人に任せては?」

と、たまに取材に見えた方に言われる事があります。

もちろんそれは私たち自身、何年も前から望んでいることなので、

この人なら安心!と太鼓判の押せるスタッフが育つ事を

願い、試行錯誤しているのですが、

思っている以上に難しいです。

少しの判断ミスが大きな事に繋がりかねない現場なので、

ゆるそうに見えますが、

子供たちに対しての失敗は許されない現場なのです。


そういった覚悟を持ちつつ、

アトリエでは気持ちをゆるゆるにして、

彼らをまるごと受け入れ、

たっぷりの愛情を注ぎ、

何よりそこから生まれる作品を感じ、理解出来れば、

自然と敬意が生まれ、

いい意味で対等な関係が生まれると思うのですが、

そこがどーしても、難しいみたいです。


人材がうまく育たないのは、

私達の伝え方が下手なんだ・・・と毎度凹みますが、

懲りずに良いチームを作っていきたいと思います。


なんだか長くなっちゃいました。

新年ブログ、ご覧くださってありがとうございました。


皆さまにとって良い1年になりますように!