2008/02/14

ソトコト3月号に載ってます。


お知らせです!

今月発売中の「月刊ソトコト」3月号NPO/NGO特集で
アトリエ・エレマン・プレザンの活動が紹介されています。
これまで何度かお世話になっているソトコトさんですが、
今回はますます気合いの入った巻頭特集、
なんと8ページです。
ダウン症の方達の作品が色鮮やかに盛り込まれて、
私も見ていて楽しい記事でした。
レインボーカラーの表紙の3月号をどこかで見かけたら、
ぜひご覧になって下さいね。

内容は三重と東京のアトリエ写真が出ていたりで、
アトリエを知っている人達からは
「とってもわかりやすい記事でしたね」との声が続出。
また、アトリエの活動を初めて知った方からも
「こんな活動をしてる人がいたなんて驚き!」
「ダウン症の人たちの絵に元気をもらいました。」
というような声がたくさんあって、嬉しいです。
ちなみに両親は私との3人ショットの写真を見て
「今回はなんか恥ずかしい・・・」と言っていましたが、
「シゴトだからそんなこと言っている場合じゃないよ」
と私に一喝されたのでした。

ちょっと補足をさせていただきますと、
お問い合わせをたくさんいただいております
「アトリエ見学」と「スタッフの募集」は
現在行っておりませんので
何卒ご了承下さいませ。

記事詳細はこちらからもご覧になれます。
http://canpan.info/open/news/0000002714/news_detail.html/

2008/02/11

春の芽


今年は東京でも雪を見ることが多くて
嬉しい+寒い日々です。
10年程前、1年間長野県の山奥で
農業実習をしていた事があるのですが、
冬は雪かきをしないと生きられない場所で暮らして
初めて思い知ったのは、自然の厳しさと同時に
春を待つ喜びでした。
伊勢志摩の暖かい海際で育った私には
想像を絶する日々でしたが、
(もちろん海には海の厳しさもありますが。)
雪の中からのぞく蕗の薹や、
春の田植えに向けて澄んだ雪解け水を
田んぼに張った時、
1年経ってちゃんと咲いたタンポポを見た時の
衝撃に似た感動は、
雪深い過酷な日々があってのことでした。
それで何を言いたかったかといいますと、
先日、アトリエのベランダの隅っこに
片付けておいたプランターをふと見たら
去年みんなと植えたチューリップの球根の芽が!
植えて、お水をあげて、咲いて、枯れたらすっかり忘れて・・・。
そうだった!球根って毎年咲くんだった!
と慌てて並べると
早速テル君がお水をあげてくれました。
「チューリップさん、早く元気になってね。」
そしてその後なぜか柏手を2回。
目をつぶって拝んで(?)いました。
それ以来、チューリップにお水をあげてくれた人は、
ベランダに向かって拍手2回、
が定着しつつあります・・・。
きっと元気なお花がたくさん咲くことでしょう。
それにしても、
寒くてもしっかり春に向けて動き出している植物達を
見るたび、やっぱり毎年感動を覚えてしまいます。
アトリエの入り口では
ジンチョウゲの莟も毎日膨らんでいます。
小さな変化を大切にしていこう、
と色々な時に思っている今日この頃です。