今朝もちょっと寒かったですね。
温かいミルクティが美味しい季節になりました。
さてさて今回は、
金木犀が満開の頃にいらした
素敵なお客様のことをご紹介します。
右から、
サイトクノ の斎藤美和さん、
デザイナーのセキユリヲさん 、
Salviaの篠田さん です。
サイトクノの美和さんは、
夏の寺フェスでお世話になったコウリョウさんの奥さま。
ご夫婦でサイトクノ、というワケです。
そもそもお2人とはBALLAD という
雑誌の取材を通して知り合ったのでした。
(来月号にアトリエ掲載予定です)
編集者の美和さんは、
時々保育園でもおシゴトをされていたりして、
とーっても自然体でいい感じ。
どれ位いい感じかと言うと・・・これくらい↓です(笑)
振り返ったらアキさんとソファで寝てました!
人見知りのアキさんをここまでさせるとは、
かなりの実力と見て間違いありません。
もちろん、初対面。
そして寺フェスの日、
セキユリヲさんはBALLADのアートディレクターをされていて、
次号に私たちが出るというご縁もあって、
ご紹介いただいたのでした。
実は、私、
以前からセキさんのファンでした。(ここで告白・・・)
だからその日は珍しく緊張していたのでした。
しかし、
そんな私に掛けて下さったセキさんのひと言目は、
なんと、
「私、佐藤さんの声、知ってます。
お会いしたいと思っていたんです、北欧から。」
(え!何!声!北欧!)
大緊張している上、憧れの方からそんな言葉を言われ
完全にパニックの私。いきなりクイズ状態です。
たまーにですが、
雑誌等でアトリエの活動を知って下さって、
相手の方はすでに私の育った環境まで知っている、
という初対面じゃないような出会いもありますが、
それはかなりの確率です。
アトリエの活動はまだまだ知られていない(と思っている)ので、
滅多にあることじゃありません。
それでよくよくお話を伺って、
ほぉーなるほどぉー、
そう言う事もあるのかぁー、
と、思いました。
というのも、セキさんが発行されている
この雑誌「Salvia」でもご紹介されていますが、
セキさんは昨年1年間スウェーデン へ
テキスタイルのお勉強に行かれていたそうです。
とっても羨ましい!と思いきや、
英語が通じないことも多い北欧で
日本語ホームシックになりかけたとのこと。
そんな時、
iPodから流れる日本語を聞いて頑張られていたそうです。
そこでです。
セキさんは2007年にアトリエが多摩美と共催した
都現美でのシンポジウム「Art Immacule 」の講演を
繰り返し繰り返しスウェーデンで聞いて下さっていたとのこと!
感激!
私なんて、iPodで聞けることすら知らず。
持ってもおらず。
それからアトリエの活動に関心を持ってくださっていて、
日本に帰ったら、この声の佐藤さんに会いたいなー、
なんて、嬉しいことを思っていて下さったそうなのです。
そして帰国したら次号のBALLADがアトリエ特集と聞いて、
とっても驚いた!運命を感じます!
というお話でした。
やーこういう事、あります、たまに。
嬉しいびっくりです。
そしてもう一つ、
これはアトリエにいらして下さった時に分かった
更なる偶然ビックリなのですが、
一緒にお仕事をされている篠田さんは、
以前サクマ君が働き、
私が高校で1年間実習をしていた「信州共働学舎 」の
実習生だったのでした!!
これは相当マニアックな偶然です。
共働学舎では「青山学院短大保育科」の
2週間の保育実習を受け入れていて、
毎年4、50人が来るのですが、
なかなか卒業してから出会う機会はないものです。
女子だけに皆さんお嫁さんになったりしますし。
それが、卒業されてから10年近くたった実習生と、
ばったり、というかアトリエで、
全然違うルートで出会うなんて!
サクマ君なんて驚きの余り、
まだ会って2回目の篠田さんに
「え!青短なの?!」
と、タメ口で聞き返してました(汗)
そんな色々と嬉しい出会いの多い秋です。
素敵な出会いを大切に温めていけば、
自然と良い形に繋がる気がしています。
ちょっと早いですが、そろそろ頭の隅っこに
年末に向けての仕事が浮かびます。
そんな時に思うのは、
今年もすごーく沢山の方が、
ダウン症の人たちの為にと力を貸して下さったなあ、
という、ひたすら有り難い気持ちばかりです。
陰ながら支えて下さっている沢山の方々へ、
少しずつでも、
アトリエらしいお返しの形を考えたいと思います。
セキさんとの出会いは、
今まで考えていた色々な事に、
ポンっと背中を押してもらえたような、
そんな出会いでした。
益々がんばりまーす!